参考文献

焙煎

たくさんの本を実際に全部買って読んで勉強しました。

焙煎において特に参考になった書籍を紹介していきます。

2022年4月20日追記

 

NEW! Coffee Fanatic 三神のスペシャルティコーヒー攻略本

間違いなく日本語書籍で今現在一番焙煎について詳しく書いてあります。

元ワタルさんで働いてらっしゃった三神さんの書籍です。
僕がラテアート競技出た時にジャッジシートに優しく明るい言葉をくれたことがあって
個人的にそれからこの方大好きなんですが
焙煎の世界大会の日本チームのコーチをされています。
そんな立場のある方がこの書籍で明確に答えを明示してくれています。
美味しい珈琲かどうかは作り手の目指す基準に寄るところなんですが、
焙煎技術の巧拙は詰まるところカッピングからのプロファイルの調整力だと思います。
その具体的手法をすべてまとめてくれています。
これから焙煎を勉強したい方は絶対に読むべきです。

 

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①The Coffee Roasters COMPANION
僕の焙煎理論の中核。

一番参考になった書籍はこちらです。
全部英語です。頑張って翻訳して読みました。
その手間の価値はあります。かなりお勧めです。
焙煎を究めていくなら絶対に読んだほうがいいです。
スペシャルティコーヒーを焙煎するならなおさらです。
和訳書籍出てきてほしいです。

 

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②人気店のコーヒー焙煎
有名ロースターのプロファイルが見える、分かる。

 

有名店の焙煎プロファイル
ここまで載せちゃって大丈夫なのかというほど掲載されています。
初めはチンプンカンプンでも知識が増えるたびに
プロファイルから意図が覗けるために
何度も読み返して新しい発見がある本です。

 

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③コーヒー焙煎用語ブック
これから始めようと考えていたり迷ったり最初の一歩にオススメ。

 

パラパラって読めるとっつきやすさが魅力。
たまに出てくる玄人向けの箇所がニクい。
深くはないけどそんなに浅いわけでもない。

 

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④The Coffee Professional  [ザ コーヒー プロフェッショナル] (柴田書店MOOK)
マガジンとして面白い。でも読み終わったら確実に身についている。

 

いろんな焙煎の『鮮度の高い』の情報が載っています。
焙煎ビギナーでも楽しめるわかりやすく懐の深い読み応えのある本です。
他にもワールドバリスタチャンピオンの井崎さんのエスプレッソの記事や、
丸山珈琲さんのブレンドに関する記事は必見。

 

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⑤田口護のスペシャルティコーヒー大全 ( )
いわずとしれた珈琲業界のレジェンドであり元SCAJ会長の書籍

 
日本語ができうるならば一度は読んでおきたい本。
焙煎の『実務』があればより理解が広がります。
世界で翻訳されている実用書。

 

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⑥コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)
理屈屋さんも閉口。偏屈な珈琲おじさんを腑に落とす科学的な切り口。

 
とかく嗜好性のある商品は取り扱うお店の人の独自性が強く、
見栄とプライドに隠れて知識が伴ってしまわないために。
その実際のところはなぜそうなるのか、よくわかりすぎたい方にお勧め。
分子と反応についてマニアックすぎる内容。
文系発狂。理系歓喜。

 

興味があれば一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

数千円で見知を広げることに損はないと思っています。