【もう一歩進んだ先へ】ウイングの基本理論

ラテアート

こんにちは!
TAKERUCOFFEのたけるです

今回はラテアートで割とメジャーで狂信的なファンもいる
ウイングの書き方を解説していきます。

ウイングとはラテアートの線(レイヤー)で作るパーツのことを言います。

まぁ確かに内側に入り込む様が翼っぽいよね

この外側の線をキレイに表現するのが案外難しいんにゃ
インスタの動画とか見てるけどあんな風にはならんのにゃぁ

フリーポアラテアートはビミョーな力加減が大きく影響しちゃうから
細かいポイントをおさえることが大事なんだよ

ある程度以上のラテアート技術は一般消費者かしたら
実はどれも大差ないらしいんで
あまり神経質にならずに自己研鑽の意識でやっていきましょう。(笑)

レイヤーハート綺麗に書けるかな?

ウイングは基本的にはレイヤーハートの変形です。

レイヤーハートのクオリティがそのままウイングには出る
ので綺麗に出来るようになりましょう。

左右非対称だったり、
レイヤーの入り込みがまちまちだったり、
つぶれ等はそのまま影響します
なので
あまり安定しないなぁって方は
レイヤーハートにしっかりと向き合うと改善点が見つかりやすいですよ。

レイヤーハートを綺麗に書くために意識しておきたい優先事項は

注ぎ位置ブレ(カップバランス)
 と 
流量コントロール(コントラスト)

です。

まずはこの2つのポイントについて解説していきます。

注ぎ位置ブレについて

 まずカップの中に対流を起こすには横方向への力が強く必要になりますよね。
 ※ピンと来ない方は対流について書いてある過去の記事を参照してみてね。

 それにはピッチャーのクチバシを液面と接近させる必要があり、カップを傾けることになりますが、傾けて注いでいると段々とかさがあがってくるのでそのままだとこぼれてします。

 なのでカップの傾きも同時に戻していくわけなのですが、ここで注いでいるポイントをしっかり意識できていないと、アラ不思議

はじめは中心だった注ぎ位置が
段々とカップの淵の方へと動いてしまいます

防ぐためには
『ここに注いでいるんだー!』

焦点を定めて狙いを外さないように
意識するだけ
で改善しますよ

流量コントロールについて

 何も意識せずにミルクを注いでみるとだんだんと注いでいる流量(勢い)が弱くなっていきます。これほんと
 ピッチャー内のミルクが少なくなり軽くなることもあり、

意外と同じ流量を保ちながら注ぎきるというのは難しいことなんです。

それを振りながらってなもんだからそりゃできんよ。でもやらにゃ

対策としてはほんの気持ちの分だけ

クレッシェンドの意識を持つ

 そして手首で注ぐのではなく、

なるべく肘や体幹といった大きく体を意識して注ぐ

とかなりコントロールがしやすくなるので一度試してみてください。

 これは割と気づきにくい地味なポイントですが影響が大きいので
水などで注ぎの練習する際は是非【流量】を意識してみてくださいね。

 特に業務で疲れてきたり、丁寧さや慎重さを意識するとなおさら弱くなりがち。
 ウイングが伸び切らない方や巻き込まない時に一度見直すと発見がありますよ。

 

 

リーフ綺麗に書けるかな?

リーフはピッチャーを振りながら注いでいる座標を動かすラテアートです。
この技術は大きくウイングに影響します。

もしもリーフで最後の線までつぶれないでハッキリとして、対称に書けているのであればウイングも線がハッキリとして対称に仕上げれるテクニックを持っているということです。

リーフを綺麗に書くために意識しておきたいポイントは

姿勢ブレ(対称性)
 と 
距離コントロール(インコントラスト)
です。

姿勢ブレについて

 肩の力を抜きリラックスした状態で普段カップとピッチャーを構える位置で両手を上に開いてみてください。

 体の正中へ向かって鋭角になっていて、平行ではありません。

このことから人間の体の構造上左右の角度を
平行にするのは実はあまり自然ではないことがわかります。

 次に構えた位置で段々と両脇を開いてみてください。

 指が一直線になり、平行が取れます。これでやっと傾きがなくなりました。

 しかしこれでは注ぎにくいのでカップを持つ手をリラックスさせたりのぞき込んだりピッチャーを持つ肘をあげたり、普段注ぎの時に知らず知らずのうちに意識や工夫をして私たちは平行を達成しているんですね。

 これは人によって違うので

自分は調子いいときにどういう姿勢なのかを
【見つける】

といいですよ。 

距離コントロールについて

 ピッチャーとクチバシが近くないとフォームミルクは浮かないのですが、
近すぎると線が潰れます。
 つまり、書き始めで浮くことのできた距離感を書き終わりまで保つことができれば最後まで線がはっきりとしたリーフを仕上げることができます。

 しかし目視では確認しづらくコントロールが難しいので、ミルクすじの太さを注視して反復練習していきましょう。

 まず最初の書き出しの段階で注ぎながら近づけていき、

どのくらいまで近づければミルクすじが
浮いてくれるのかを見極めましょう。

 そうするとそこのポイントより先には『近づける必要がない』ことが把握できるようになります。
 その後はつぶれないように

ピッチャーを少しずつ『逃がす』意識

を持ってください。そして距離を保てているかの確認は

ミルクすじの太さが一定になるように注視

すると段々と向上していきますよ。

ウイング書けるかな?

ウイングの原型は基本的にはミルクを切る前のレイヤーハートです。
しっかり巻き込ませることはもちろんのこと、かつ、やや縦長の形を作るとバランスがよくなります。

そのためには

奥方向への注ぎの力にレイヤーハートよりもアシストをかける必要があります。

その方法の一つとして

振りながら奥へとほんの少しだけ前進する
(リーフの方向とは逆)

と綺麗に仕上がりますよ。

レイヤーハートではミルクを切るときに真上に上げる工程があるので
ある程度サイドに伸びた線にバラつきがあっても
しっかり吸い込ませることができますが、
ウイングにはその工程がありません。

その代わりに

少し前進した奥の位置で
(しっかりつぶれない適正な距離で)振り続ける

ことで線を増やしながら吸い込ませることができます。(距離コントロール)

 (クレマがかなり強かったりカップが小さかったら前進しなくても流量を強めるだけでも整います。これも奥方向への力が強まると縦に伸びるということで理屈は同じです。)

ウイングの書き方とYouTube動画

⓪シルキーなミルクを作成

①カップはしっかり傾けてピッチャーを近づけて対流を起こす

②注ぎながら近づけて浮く場所にきたらそれ以上には近づけ過ぎないように距離コントロールを意識して振る

③カップ傾きが戻ってきても位置ブレが後ろに行かないように注意する

④注ぎの勢いが弱まらないように流量コントロールはクレッシェンドくらいの気持ちを持っておく

④ほんの少し前進して内側まで線を入れこんでいく(リーフの逆)

⑤源氏パイ型になれば完成!!
 もし左右に乱れ等があれば姿勢ブレを見直す

フリーポアラテアートの経験がない人からすると誤差でしょw
って感じですが

ちょっと経験あるとこれなかなかできないよね
ってなって

もっと経験あるとクリップラインとサシえぐくね?
とかわけわからん事いいだしはじめます。

ウイングはフリーポアラテアートの基礎と応用のたっぷり詰まった奥深いラテアートなんですね。

この難しさが楽しさでもあり、すごい極めてる人もいらっしゃるので

百聞は一見に如かず
さらなる高み目指す方はセミナー等にいってみるのも楽しいかもしれませんね。

動画を撮りました。
良かったら見てくださいな。

↓あとたまに聞かれるんですが使っているカップはこれです