こんにちは、TAKERUCOFFEEのたけるです。
今回はたくさんリーフを書く方法(手数を増やすコツ)
を伝えていきます。
みなさんはリーフたくさん書けますか?
1枚ならできるけど数を増やすのはうまくいかないなと感じている人が今回の動画と記事を見てヒントになればいいと思います。
手数を増やしたら失敗する例は大きく分けて2つあります。
Ⅰ,浮かない。
Ⅱ,浮いたらういたで線がつぶれる。
この2つの要因と対策を見ていきましょう。
浮かない
これはフォームミルクが分離して泡が十分に含まれていないミルクだけが出ているので浮かずに下に沈みます。
【書き出しの滲み】などはこれが原因です。
線がつぶれる
これは分離したフォームミルクのフォームの割合が多く含まれた状況です。
完全にフォームだけになると液面の層を破ることが出来ずむしろ
【上に乗っかってきます】
大きく効果のある対策
フォームミルクを分離させないことです。
そのために必要なことは、テクスチャリングをしっかり行って分離しにくいフォームミルクを作ること。
フォームミルク編の記事に詳しく書いてありますのでこちらを😌
注ぎのアプローチ
それでもエスプレッソマシンのスチームパワーの影響等で、どうしてもテクスチャリングがあまくなってしまう方もいると思いますので、
テクニックでカバーしていく方法も書いていきます。
【分離したミルクを先に注ぐ】
ミルクピッチャー内のフォームミルクは(細く注いだ場合)まず最初に下層から順に出てきます。
そのミルクによる滲みが起きないように
まず垂直方向におとしてから液面の層を割って書き出すというテクニックです。
※動画参照 Youtube内 2:42~
【スチーム後から注ぎ終わるまでの速度を早くする】
フォームミルクは時間経過で必ず分離します。
その分離速度はテクスチャリングの良し悪しにて決まることがほとんどなんですが、もうそこはしょうがないと完全に割り切って
分離する前に書ききってください。
オペレーションの速さというのはラテアートにとって必ずプラスに働きます。
【ミルクの量を気持ち多くする】
注ぎの後半でつぶれる方は書き終わったときのピッチャーに残ったミルクはほぼフォームとなっていると思います。
前述したとおりミルクピッチャー内のフォームミルクは下層から出てきます。
ミルクの量をいつもり(10~20mlくらいでも結構変わる)多くして完全に分離した表面のフォームを注ぐフェーズに移る前に書き終えてしまいましょう。
終わりに
ミルクピッチャー内のフォームミルクの状態を把握することで手数を増やす方法が見えてきたと思います。
手っ取り早く解決する方法はフォームミルクの質を高めることなんですが、
難しい場合はまずは早書きから試してみてはいかがでしょうか?
必ず上達する練習ですよ。