現在このウルトラハイスペック小型焙煎機
FUJIROYAL COFFEEDISCOVERY
を用いてコーヒー豆を焙煎しています。
詳しいスペックは富士珈機さんのHPに記載されていますが、
まぁとにかくすごいやつです。
環境は
半熱風シリンダー
都市ガス
ダクトや排気を引っ張る改造等無し
Roasting CompassV3使用でログを取っています。
このカテゴリでは焙煎プロファイルと焙煎手法を公開していきます。
珈琲の焙煎というと何やら難しい、職人技、門外不出などのイメージがありますが、
そうだけどそうじゃない
です。
まず難しいですが、操作方法としては全く難しくないです。
でもその操作によって与える影響を理解するのが難しいです。
次に職人技ですが、技なんてものはないです。
でも環境や状況によってこう変わるという職人的感覚がありますが、これは今や感覚ではなく理論になっています。
そして門外不出ですが、ロースターさんは実は皆オープンです。
共通言語も多いですし自分の味を持っていますが、とても柔軟です。
ただ伝わらないんです。同じ操作やプロファイルの基準があっても環境によって豆に与える影響が全然違うんです。
ここを理解して、自分の焙煎に落とし込むのが難しい。
これを落とし込むには焙煎ログとトライ&エラーとカッピングしかないです。
そして落とし込んだ後は
焙煎する人の味覚センスで最終的なゴール地点が決まります。
じゃぁ結局コーヒーは嗜好品であり好みじゃないのよ!焙煎なんて我流でいいんだよ!
一理ある。ですが、最低条件こうしてはいけない不快と感じる味わいと言うのがあります。
それは炭やゴムのような過度な苦みやまるで雑草をはんだような渋みだったりします。
明確に言えば食用ではない味わいです。
コーヒーは適当に扱うとこんな味が出てしまうんです。
なんてパンクな素材なんでしょう!!
その最低条件をクリアして次は素材の味わいにフォーカスして煎り上げていく。
そうして出来た焙煎師さんの考える美味しさの最高地点コーヒー!
それがコーヒー屋さんには並んでるんです。
そうじゃないところもあるかもしれませんが、
僕はそういう世界に夢とロマンを持って焙煎しています。