僕がSCAJ主催の競技会に初めて出場したのは
Japan Barista Championship 2014
でした。
簡単に言うと美味しいエスプレッソドリンクを作成してプレゼンテーションするステーション競技です。
その時僕は浦和のChelseaCafeに勤務していて
小川珈琲さんの焙煎豆を使用していたこともあって
トレーニング及び競技会への参加をさせて頂きました。
初めての競技会。分からない事ばかりでとりあえず分からないなりに言われたとおりに頑張ろうと向き合いました。
使用したコーヒーはパナマのドンペペ農園でした。
とても美味しい豆でした。
現Okaffeの岡田バリスタがサポートとして手伝ってもくれました。
作ってくれた味わいのメッシュ合わせは完璧でした。
とても明るいアシディティを持ちながら、飲みごたえのあるボディ感と甘さは今でも覚えています。
この味が出せてれば、。
振り返れば、練習の時から言われていたタンピングの弱さが顕著に出ていたなと思います。
抽出の基礎も甘ちゃんのベイビー状態の僕の結果は散々でした。
でも終わってみて僕には無駄に満足感がありました。
どこか他人事。良い経験が出来たとか、知らない世界を知れたとか、
思い出作りのような、本気じゃない浮ついた気持ちが僕が僕自身にお疲れ様を労っていました。
その当時は自分自身の青さに気づくことはできませんでした。