沢山の書籍を読み漁って知識を集めたけどどうしても肝心なことがよくわからない。
いろいろ勉強すればするほど沢山のなぜ?が積み重なる。
そんな折、FBCインターナショナル様主催 石谷貴之バリスタセミナー
に通い基礎を見つめなおし徹底的に理詰めをして頂きました。
(石谷さんJBC2017優勝!2018二位!おめでとうございます!!)
JBCのスコアシートを基にどうしたらよりよいエスプレッソが作れるのか。
タンピングの影響、レベリングとは一体何ぞや。所作。プレゼンテーションの添削。
僕の基礎はここで作られたと思います。
さぁ大事な知識は入った。競技の攻略方法も知った。
Japan Barista Championship 2015
にいざゆかん。今回は自分主体で個人で取り組んでみるぞ!
使用した豆は
ボリビア ジュスタ農園
重たいマウスフィール、オレンジや巨峰のようなフレーバー、なによりも明確に甘い。
これは美味い。いける。
テーブルクロスやら予備やら備品やら沢山用意した。お金がびっくりするほどかかった。いける。
たくさんたくさん練習した。プレゼンテーションも覚えた。動作とリンクした。いける。
豆も自分で用意した。いける。
ん?
豆も自分で用意した。いける。
これが
いけなかった。
結局は素人焙煎。さしたる美味しさはなかったのだ。
加えて巨峰のフレーバーはないとのこと。僕のカッピングスキルも足りなかったのだ。
プレゼンも所作も問題なかった。教えてもらった事は大丈夫だった。点も取れていた。
ただ、個人で戦うには僕のトータルスキルは圧倒的に足りてなかったのだ。
分不相応なチャレンジはいたずらに財布を痛める事と知ったのだ。
真っ白なテーブルクロスと水差しは今も押し入れで泣いている。