気候によって焙煎が不安定になるのでその日その日に合わせた老練なる経験と職人技が必要。
確かに外気を利用して燃焼及び吸気しているので当たり前ですね。
ですが、室内はその限りではありません。
湿度が高いと水分による熱伝導率があがって熱が伝わりやすくなる等の影響はディスカバリーでは今のところ感じた事がないです。
ただ冬になって中点がいつもより落ちやすくなったのが気になりました。
おぉ、やはり取り込む外気に影響を受けやすいのだなふむふむ。
違いました。僕の焙煎環境は暖房が効いていました。
その原因はものすごくシンプルで
生豆の温度です。
保存環境が15度なら生豆も15度になりますし25度なら25度になりますわな。
そして中点温度が5~変わったらリカバリーも容易じゃないです。
なので過去クレープ屋さん時代に鉄板の温度を計るために活躍した僕の秘蔵のアイテム
【放射温度計】
これを使って生豆の温度を測ることにより安定することになりました。
過去のデータと見比べて環境が変わらないのに中点が変わったという方いらっしゃったら意外と盲点かもしれませんね!
生豆の劣化も防ぐためにもできるだけ定温で保存するように心がけることが肝要ですね。